陽が落ち始める頃
お出かけに誘われた
今日は濃霧が重くかかる極寒
イルフェフォア、フォア
「寒い、寒い」という言葉が
一瞬で止まった
日の暮れかかった薄暗い中
白いモヤの上に浮かぶ3つの塔
「何あれ?」
フォンテッドマンションのCM?かと
錯覚するほど奇妙で怪しげな存在感
あまりに現実離れしていて
それを写真で表現てきない
何枚撮ってもダメだった
この岩山をくり貫くように造られた
家の上にその城はある
眼下に広がる町は細い路地と
古い建物が密集
古さの象徴は、木組みがクロス
この時間に連れていってくれて
大正解だった
この城にはどこか暗い影が似合う気がする
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