世界遺産

カルカソンヌは
フランスではモンサンミッシェルに次いで
2番目に来訪者が多い観光名所

モンサンミッシェルは
パリから行きやすいため
恐らく世界中から人々が訪れるんだろう

一方、カルカソンヌは
日本からだと飛行機を乗り継ぐか
パリから等、電車での長旅をしなければ
行くことができない
ほかの国からもきっとやや不便なんだろう

世界遺産となれば
各国の言語でアナウンスを聞きながら
見学ができる
もちろん、ここにもあるけど
日本語はなかった
それだけ日本人は少ないということだろう
事前に歴史を少し頭に入れておいて正解

ホームステイ先のムッシューの運転で
家から約1時間ちょっと
今日は風が強くて真冬の寒さが痛い

事前にマルシェで買った
ウール100%の
3枚25ユーロ(1枚あたり1000円)の
薄っすいストールを着けてきたことを後悔

あらっ?あららっ?
温ったかいじゃない?
防寒だけじゃなくて
なんだかポカポカしてくる
こんなに薄っぺらなのに?
羊、すごっ!
日本で売ってるのと違う気がするのは
気のせいかな?

カルカソンヌは
どうしても遠目から全体像を見たかった
城壁の城としてはヨーロッパでNo.1の大きさ
ムッシューにお願いすると
高速のインターで降ろしてくれた

高台から見渡すと
そこには、現代とは思えない
まるでおとぎの国がぽっかりと浮かんでる
2500年の深みは言葉で表現できない
写真を撮るが、上手く納められない
これは実際に見て感じるものなんだ

1月2日で人もまばら
ラッキー!
町は紀元前6世紀頃から人々が住み始め
ローマ帝国の都市として発展
3世紀に入ると周りからの攻撃が始まり
それを阻むように
城をぐるっと一周
石を積んだ高い壁で囲んだ

城の中へ進んでみよう
高い壁の上は
通路となり歩くことができる
至るところに小窓のような穴を造っている
攻めてくる敵を見張るため
弓や銃で攻撃するため

どんな思いで覗いていたんだろう
そして、どれだけの人々が
殺されていったんだろう
これはアニメの世界じゃない
現実にこの場所で起きていた事実
町を一望しながら歴史を感じてみる
元々存在していたものかは分からないけど
広場に出た
夏にはコンサート等の
イベントを開催してる
ヴァカンスや子どもたちで賑わうのだろう
中世を想像させる
ユニフォームの人が歩いてる
ディズニーランドのキャラクターのよう
写真をおねだりする
色んなバージョンがあるらしい
城の中の教会
静粛とステンドグラスの優しい光
さすがヨーロッパ1
沢山歩いてお腹もペコペコ
小さなお店も沢山あって
マダムとムッシューが店探し
どこでもトゥールーズ周辺の郷土料理
カスレがある

ボルドーのワインと共に
熱々の専用陶器に入った
トゥールーズソーセージに
鴨肉と白い豆がたっぷり
冬は日照が短い、夕方には暗くなる
お陰で、もうひとつのお楽しみができる
少し離れたところで
クリスマスマルシェが開催
そこの観覧車に乗って
ライトアップされた城全体が見られる
肉眼ではしっかりと見届けられた
観覧車、回るのめっちゃ早いけど
通常の旅行に
よくあるオプションツアーでも
楽しむことはできたかもしれない

でも、生活を共にするフランス人と
楽しいやり取りをしながら
案内してくれて、私の興味を示す方へと
たっぷり時間をかけて寄り添ってくれる

これこそ
大人の贅沢なホームステイの醍醐味
そんなことを感じながら、、、
家路に向かう

J'aime la France

-暮らすように旅するフランス- 4人の子持ち母 49歳でホームステイの夢を叶える! 本当のフランスを知る “大人の贅沢な旅”

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