トイレ

日本ほど充実してる国はない
それに慣れた日本人にとって
かなり厄介なのがトイレ事情

日本には、いまやどこにでもあるし
まず、外でトイレに困ることって
余程のことがない限りない

フランスは街の中にない
勿論、お店でも借りられない
パリ等の主要都市でも探すのは簡単じゃない
見つけても、管理人がいて
お金を払って入るくらい妙な仕組み
カフェに入れば自由にできるから
咄嗟の時の頼み綱

フランスにくるとお腹が緩くなる
時差の関係で体が順応しないのか?
何となく普通ではない

案の定、その時は訪れた
マダムから
買い物は3軒のお店を回るわよと言われ
不安は現実に

最初のお肉屋さんのレジでグルグルグル
ヤバい!きた!
マダムは、良い食材を仕入れるため
会話が止まらない

ヤバいって!
このお店トイレ、、、
ないよな、きっと、、、

そうだ、持参してる即効性の薬を口に入れ
会計が終わるのを何とか待ち
トイレに行きたいって言うと
マダムは次の魚屋へ車を走らせた

モールのような場所で
やっと、行けるかと思いきや
マダムの品定めが始める

あっ、トイレ、ここにもないんだ
チーン、、、

貴重な魚屋でのお買い物
写真を撮って紛らわそうとするけど
冷気が足元から上がって、いられない

いよいよ、本番
本気で青ざめる
薬効かないじゃん
どういうこと!と薬にあたるも
何の意味もなさない

独りでトイレを探しに行くか?
いや無駄に決まってる

マダーーーム!
マジでヤバイって!
と心で叫びながら

買い物が終わったマダムにもう一度言うと
「アラメゾン!」と
車を超スピードで走らせる
家に帰るしかなかったのだ、、、

もう一軒行けずに、
ジュスイデゾレ、、、
ごめんなさい、、、

考えてみた
日本はトイレにいつでも行ける
だからいつも行ける感覚が体に染み付いてる
フランスはそうではない
だからそれに順応するように
恐らくトイレの回数も少ないし
外出先では行きたくならない体になってる

行けないと思うだけで余計に過敏になって
行きたくなる
精神的に、お腹も痛くなる

これに慣れるにはどうすればいいのか?
深刻な問題

J'aime la France

-暮らすように旅するフランス- 4人の子持ち母 49歳でホームステイの夢を叶える! 本当のフランスを知る “大人の贅沢な旅”

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