日本と同じ光景に
思わず笑ってしまった
大体何でも食べる子どもたちだったが
こればかりは苦手なようだった
まず、4歳になる妹ちゃんが
口に入れた瞬間
ベーっと口を開け始め
飲み込めないことを訴え始めた
また、雑誌に出てくるような
可愛いお顔なもんで切なくなる
ママは、飲み込むように言うが
全く飲み込めない
暫くその状態が続く
半泣きの表情になるがママは許さない
「食べないなら、もう食事は終わりでいい」と椅子ごと外に向ける
妹ちゃんは「いやだー」と
あるあるーーー！
真剣なところ申し訳ないと思いつつ
笑いが込み上げる
どこの国もしつけは同じ
食べなくてもいいじゃんと
つい他人は言ってあげたくなるけど
ここは我慢
水で飲み込むようにママはグラスを渡す
諦めたのか、妹ちゃんはやってみるが
グラスに戻った黄色い物体！
でも、頑張った結果として
残りを食べることは免除された
そしてお兄ちゃん
彼も苦手なようだ
なかなかスプーンが進まないうちに
テーブルに肉が出てきた
目を丸くして
めっちゃ笑顔で取ろうとするが
ママは許さない
「スープ飲んでからでしょ！」とビシッ
しょぼ~ん
かなり時間をかけて食べきった
ご褒美なのか、いつもはおかわりを
させてもらうのは容易じゃないが
今日は大好きなお肉を沢山食べて満足気
こんな生活感ありありのシチュエーションが
見れるなんて
やっぱりホームステイならでは
因みにスープは
カボチャと野菜のポタージュ
甘味は一切なく、塩や胡椒で好みの味付けに
上には栗の煮たもの
離乳食に似てるかな
でも、シンプルでお腹にも優しそうで
私には有難いメニューだった
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