和食

フランスでは日本ブーム
食やマンガにキャラクター
侍グッズや京都等の歴史建造物

ホームステイでお世話になる家庭も
それに漏れず
和食は好きとのこと

最終日の夜
お礼に手料理を振る舞いたいと伝えると
とても喜んでくださった

お正月に相応しいものがいいと思い
お雑煮用のお餅と調味料
寿のお箸を持参してきた

大人5人に子ども2人分
更にお寿司のリクエストが出た
作れるか、、、

まず、問題は食事の出し方

フランス人は
順番に料理を食べ進めていく
時間も長い
まずは、おつまみとお酒で会話が始まる
暫くすると前菜として
スープだったりサラダだったり
それを食べ終えたらメインが出る
それを食べ終えたらチーズが出る
それを食べ終えたらデザートが出る
最後にチョコレートとコーヒー
スープとデザート以外は
1人1枚のお皿しか使わない

和食でも先付けやら小出しに出す
正式なスタイルもあるけど
そんなにお皿はない
御膳のようにデザート以外を
纏めて出すのも彼らには食べにくい

フランス式で和食を出すしかない
全く想定外、、、
フランスにホームステイして約半月
大体食事の時間とペース配分は読めた
それに合わせてまずメニューを考え
買い物で必要なものを揃えた
ほうれん草のおひたしと
きゅうりの浅漬けは、夕方作り置きした
夕食は7時半からスタート
おつまみとして
テーブルで各自のお皿に取り分けて
鰹節と醤油を垂らす

お雑煮は持参した出汁と
椎茸(SHIITAKEとして売ってる)が
いい味出してくれて
日本と全く同じに作れた

問題はお餅
オーブンで焼くのか?
何℃で何分?
いや、絶対にいい感じには焼けない
COOKPADで検索したけど諦めよう
残念だけどレンジでチンすることにした
これが意外にウケた

そしてそして
リクエストのお寿司
台所にあったお米は
外国米、、、
そうだ、、、パラパラでまとまらないよな

マダムはお寿司の本まで買って
楽しみにしてる
どうしよう、、、

念のため炊いてもらった
もちろん炊飯器などない
鍋にお米と水を入れて茹であがったら
ザルにあげて出来上がり
おっとー!
想像通り、、、
ぎゅっと握れば塊るけど固いシャリ

スーパーで探して見つけた!
寿司用のお米
これで何とか
と思ったら、いや、鍋で炊いたことない
しかも火加減とかIHだし
えーーー、分かんない
私には無理、失敗もできないし

そこで活躍したフランス語の例の寿司本
マダムにお願いして炊いてもらった
少し固めだったからビネガーと水を加え
持参した「寿司のこ」を振りかけ
ホッと一安心

マダムに握り方と巻き寿司を伝授
フランスのお寿司は、ほぼサーモン
他の生魚は食べつけない
なんと海苔も売ってて軍艦もできた
アボカドマヨとツナマヨ
これもフランス人好み
他にカッパ巻きも作ったけど
イマイチ残り気味
ワサビと醤油は持参して好評

忙しすぎて写真が全然取れてなかった、、、
でも、全部たいらげてくれて
美味しかったと言ってくれた

最後に
フリーズドライで持参した甘酒を
エスプレッソカップで一口ずつ出し
抹茶チョコとさつまいものグラッセ
緑茶で締めた
我ながら、時間配分完璧!
味はまぁまぁかな
量もちょっと多かったけど合格!

私が言葉が不自由なせいで
イチイチつまづくわ、
勝手も違うし、食材も違うわで
ちょー疲れたーーーーー

でも、喜んでくれて
本当に本当に良かった
食べてくれてメルシーボクー

J'aime la France

-暮らすように旅するフランス- 4人の子持ち母 49歳でホームステイの夢を叶える! 本当のフランスを知る “大人の贅沢な旅”

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