陽が昇り始めたころ
熱いコーヒーを煎れて
カップを持ち、そのまま海へ
まだ誰もいない砂浜と波の音を聴きながら
これを贅沢と言わず何という?
部屋に戻り、今日はピクニックの準備
昨日マルシェで仕入れた
ニンニクの香りがする葉っぱを
オムレツに
その香りに
お昼まで待ちきれない私は
朝食でつまみ食い
フランス人はよく
食べ物を持ってお出かけする
それは日本のお母さんが作る手の込んだ
お弁当とは訳が違う
例えば、バゲットとハムとチーズを
それぞれガサッとバッグに入れ
現地で挟んでかぶりつく
オレンジ、リンゴは丸のまま
そこら辺の地べたに座って
かぶりつく
空いたペットボトルに
水道の蛇口から水を流し入れ
それが水筒
フランスと言えば誰もがパリをイメージする
洗練されていて、オシャレで、優雅で、美しい
日本に伝わっている光景は
日本人好みに美化されたもの
本当のフランスの姿ではない
普段の食生活は至って質素で、シンプル
そんなギャップが、また愛くるしい
さて、お昼ごはんをかわいいカゴに入れて
今日は、スペインバスクへGO!
★フランス旅・第5弾バスク編★
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