チョコレート屋さんの奥の
狭いカフェスペース
ひしめき合うようにテーブルが置かれ
この人気メニューを目当てに
人で賑わってる
私も一番オーソドックスな
生クリーム付きを注文
800円ほど
ドリンクとしては、他のカフェに比べて
かなりお高め
フランスで一般的な濃厚な
ショコラショー(ホットチョコレート)と違い
甘さも控えめでスッキリ
おかわり用のピッチャーが付いてるけど
普通にゴクゴク飲みきってしまった
ここも昔からの老舗
フランスには歴史の古いお店が
驚くほど数多くある
高級でなくても
そこにブランドの誇りを持ってるのも
しっかり伝わってくる
日本で100年続く企業やお店は
ごくごく僅か
新しいものが好きな日本人に合わせ
変化できないところは潰れていく傾向だから
フランスが
昔ながらの大して変わらぬやり方でも
こうして生き残っていける裏には
フランス人の
良いものを大切にしたい気持ち
気に入ったものを長く使う習慣
古いものに価値を感じる
流行に左右されない強さみたいなのを感じる
さて、帰りにトイレ
フランスは街中にトイレがないに等しい
コンビニとか本屋とか、モールとか
行きたくなったら、目指す場所がある日本と
えらい違い
どうするか?
カフェやレストランに行ったら行っておく
むしろ、トイレのためにカフェに入ることも
てな訳で、トイレはどこ?って会計で聞くと
「店を出て、左に行って
ほにゃらら~、ほにゃらら~」
指で何回か曲がることは伝わってきた
あぁ、とにかく外のどっかにあるんだねと
思った私は再確認することなく
「ダコー、メルシー」(分かった、ありがと)
って取り敢えず左に出た
最初の角を左に曲がって、また左?
店の裏側ね~
って、本当にただの裏側じゃん!
何もない
そのまま、また左に、そして左
そう一周回ってワン!
はぁ、、、また店に入って聞く?
すごく行きたい訳じゃないし
どうせまた、ほにゃららが聞き取れないよ
フランス語、勉強しよっ
って思った出来事
その後
ハーブティを買いにファーマシー(薬局)へ
日本のドラッグストアのイメージ
買い物かごを探すと、、、
まさか?
これ?
ホントにこれ?
一瞬、手に取るのを躊躇した
なんておしゃれなの!
普通にバッグとしても使えそうな素材だし
なんだかお買い物するのも
楽しくなってきちゃったじゃない
フランスに来たら
必ずハーブティーを買って帰る
種類が豊富でしかも安い!
色々見てるうちに
かなりの時間をここで過ごしてた
お陰でトイレは忘れるほど
特に決まった観光スケジュールはない
行き当たりばったりで
好きなとこで好きなように時間を使う
これが暮らすように旅する醍醐味
★フランス・第5弾バスク編★
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